技術だけ教えてもらえばあとは不要です。
わたしの講座を受講してくれたひとの中には「協会には属したくない」「技術だけ教えてもらえればあとはひとりでやっていくので、ほっといてほしい」というひとがいます。
わたしもグループとかコミュニティーに属するのが苦手なので、その気持ちとても理解できます。
変なグループに入ってしまうと、気は使うし、余計なしがらみができますし、そこに属しているだけで疲れてしまいます。
しかし、食品サンプルアートに限らず、ハンドメイドの制作活動で、○○協会、○○先生のグループというようなコミュニティーに属すのは良いこともあります。
「ハンドメイド うざい」
ハンドメイドをやっているひとたちの中には、いわゆる女性グループ的な関係性があります。
先輩後輩の序列があって、あとから始めたひとが楽しそうにやっていたり結果が出ていると、ひがまれたりするなんて話しをよく聞きます。
そんな関係性があると気は使うし、自由に活動できなくなりますよね。
ハンドメイド制作、趣味の活動にはこの「グループに属することを楽しむ」「グループに属したいから趣味の活動を始める」という側面もあるので、わたしはいわゆる女性のグループ的な関係性は否定派ではありません。
ですが、作ることが純粋に好きでハンドメイドをしているひとたちは、そういったことが苦手、嫌いです。
(そういうのが苦手だから自分一人の世界に入り込める作ることが好きなんですよね!)
ちなみにグーグル検索で「ハンドメイド」の関連キーワードを調べると
「ハンドメイド うざい」というのが出てきます。汗
コミュニティーに属すると良いこと
自分の気分の乗った時だけ制作活動して、あとは自由気ままにダメになったらやめる。という人はいいのですが、長期間継続して新しいもの、良いものを作り出していくつもりならば、自分ひとりでは簡単にはできません。
というか、ほとんどの人はできません。
なので、コミュニティーに属すことで、新しい作品、技術、販売方法、SNSなどの情報発信について継続的に学び、仲間とモチベーションを保つことができるようにしておくことが必要になります。
良いコミュニティーを見つけて、そこに属する
でもやっぱり、コミュニティーに属することで、面倒なことが増えるのはいやですよね。
そのため、自分にあったコミュニティーを探して、しっかりと見極めて属することが必要です。
たとえば、日本食品サンプルアート協会では、先輩後輩という概念がないです。○○グループもないです。(ひととしてのマナーは守ってもらっています)
インストラクターどうしは上下関係にならず、良い距離感でいるように伝えます。
日本食品サンプルアート協会というコミュニティーは「いわゆる女性のグループ的なところに属したい」「趣味の教室のグループに入りたい」「○○先生のグループに入りたい」というひとは物足りないし、不安になります。
逆に、「講師、作家として自分の理想の活動をしていきたい」「自分を表現したい」なんて人がおうちサロンの○○先生グループに属してしまった場合、変な気を使い、しがらみで自由に活動できず「ハンドメイド うざい」となってしまいます。
コミュニティーには属した方が絶対にいい
コミュニティーには属した方が絶対にいいです。
ただし自分に合うコミュニティーに限ります。
どこが良い、悪いではなく、コミュニティーのひとたちと自分の距離感、自分の活動スタイルに合うのか?それをよく見極めて入るコミュニティーを決めることが必要です。
自分に合ったコミュニティーは自分の活動を成長させ、継続していくことを楽にしてくれるものとなります。
自分にあったコミュニティーを見つけて属することで、制作活動を継続的に成長させ、楽に活動して行けるようになります。