うちの生徒さんたちから「売れるものを作りたい!」「売れるものを教えてほしい!」
「人気作品を教えてほしい!」「ワークショップに参加者がたくさん集まる作品を教えてほしい!」みたいなことをよく言われます。
その気持ちよく分かりますが(笑)、あんまり良い考え方ではありません。
そもそも、「売れるもの」なんてのは存在しないんですよ。
売れるものは一瞬
ハンドメイド・食品サンプルの販売作品、ワークショップ作品で「売れるもの」「人気のもの」を作りたいというひとの多くは、SNS、グーグル検索で探そうとします。
ですが、そこで「売れるもの」「人気のもの」が見つかることはほとんどありません。
もし見つけたとしてもそれが売れるのは、ほんとうに短期間、一瞬のことです。
たとえば、「売れるもの」があったとします。
あなたがそれを知ったということは、他のひとも知っているはずです。
売れるということでたくさんのひとが作り始めます。
あっという間に飽和状態です。
「売れるもの」見つけることができても、それは続きません。
売れるものは存在しない
ハンドメイドで「売れるもの」「人気のもの」と言っても、それはすべてのひとに当てはまることではありません。
わたしには売れるものでも、あなたには売れないものかもしれません。
作品が売れる、作品に人気があるというのは、作品自体のクオリティーでなく、販売者の販売テクニック、ワークショップの運営テクニックによるものかもしれません。
誰にでも必ず売れるもの、人気になるものは存在しないのです。
売れるものを生み出せるようになろう
売れるもの探し、人気作品探しは、見つけることができてもキリがありません。
常にSNSで売れるもの探しをすることになります。
「売れるもの」「人気のもの」そんな作品を作りたいと誰でも思いますが、そればかりを考えているのでは何のためにハンドメイドをしているのかわかりません。
作るのが好きでハンドメイドをしている「売れるもの」「人気のもの」ばかりを探し求める。
なんだかいやになりますよね。^^
「売れるもの」「人気のもの」を探し回るのはやめて、いろいろと勉強して、たくさん作って、自分で「売れるもの」「人気のもの」を生み出せるようになるといいですね。
かんたんではないかもしれませんが、自分が好きで作る作品が「売れるもの」「人気のもの」に自然となっていく。そんなふうになるように制作活動をしていくようにしたいですね。^^