食品サンプルやハンドメイド作品の安売り、ワークショップ参加料の安売り
作品が売れなかったり、ワークショップに参加者が集まらないと、つい自信がなくなってやってしまいます。
すべての安売りがだめだとは思わないのですが、安売りを繰り返し行い当たり前になってしまうのは、作品が売れたり、参加者が集まったとしても良い状態とは言えません。
今回は安売りすることのデメリットを紹介します。^^
イメージが下がってしまう
安売りすることで、購入者だけでなく、作品を見たひと、SNSを見たひとに、自分、作品のイメージが「安い」になってしまいます。
一生懸命、手間暇かけて作っても、想いを込めたこだわりの作品を作っても、本当はもっと価値のある作品だとしても、「価格が安い」ことで
安い作品=「価値の低い」・「簡単に作っている作品」・「技術の低い作家」とイメージされてしまいます。
良い作品が作れなくなる
安売りをすることで収入が少なくなります。
収入が少なくなることで、試作ができない、新しい技術を学べない、手の込んだ作品が作れない、材料費が多くかかる作品が作れない、という状態になってしまいます。
お金をかけなくても良い作品は作れると思いますが、やはりお金をかけて試作して、勉強して作った方が良い作品が作りやすくなります。
しっかりと売上を上げて、そのお金で学んで新しい作品を作る。このサイクルができなくなってしまいます。
制作モチベーションが続かなくなる
安売りを続けることで、安い作家・安い作品のイメージで扱われ、いつも自分が無理をして損をしているように感じ、良い作品を作るための勉強も試作もできない。
となることで、活動のモチベーション、制作のモチベーションが続かなくなります。
安売りの悪影響でこれが一番問題かもしれません。
在庫一掃セール、PR目的での安売りは悪くないと思うのですが、それ以外で意味もない安売りはせず、正当な価格で販売して、自分と作品のブランドイメージも高く保ち、利益を出してそれで学び新しい作品を作り続ける。
そうすることで、作品を作ることが、制作活動をすることが楽しくなります。^^