どんな食品サンプルを作るか、作る作品を決める時、その要因はどんなものでしょうか?
「好きだから」「人気があるから」「簡単から」「材料代が安いから」
作品決定の要因はいろいろありますが、あなたは自分の「ブランディングを意識して」、作る作品を決めていますか?
「作る作品でブランディングする」
たとえば、私の場合
「趣味で作る食品サンプル」
「他の教室では作れない、他では売っていない食品サンプル」
みたいなイメージを持ってもらおうと、自分の作る作品を決めています。
なので、かわいいスイーツ系作品を作れば、もっと反応は良いと分かっていても、少し食品サンプルを作り、スイーツ系作品の制作比率はあえて少なくしています。
制作作品の決定には、自分が好きとか、人気があるとか、そんな事もまったく考慮しないと言う事ではないのですが、どうすれば「自分の価値を上げる」のか、と言う事を一番に考えています。
では、なぜ
「自分をどのように見せるか」「どのように認識されたいか」
と言う事を、一番に考えて作品決定をしているのか。
それは、この認識のされ方が、私の作品を見た人の、私への「価値」となるからです。
だから、出来るだけ価値が高い認識をしてもらえるように、作る作品を決定しているのです。
たとえば
「趣味の食品サンプル作りを普及している食品サンプル屋」
と言うようなオンリーワンな認識を、私は多くの人にしてもらっていると思うのですが
これが、「フェイクスイーツ作りが得意なおじさん」みたいな認識のされ方をしていたらどうでしょうか?
前者と後者、私の価値には大きな差がありますよね。
フェイクスイーツ作りが得意な、普通のおじさんのメルマガなんて誰も読みたくないでしょ? (若干、気持ち悪さすら感じますね。^^; )
「自分が好きな物だけ作る」「作りたいものだけ作る」
別に悪い事ではありません。
ですが、もしあなたが情報を発信する立場、作家や講師であるなら、または、作家や講師になろうと思っているのであれば、自分自身をどう見せたいのか、どう認識されたいのか、意識して作る作品を決定する必要があります。
強烈な個性を持った、飛び抜けた才能のある作者なら、なんとなく作っていても、自然と価値の高い認識になるのでしょうが
私たちのような凡人は、自らが意識して作って行く必要があります。
あなたの作品を見た人は、あなたの作品から、あなたがどんな作家で講師なのか判断しています。
そして、それはそのまま、あなたの価値となります。
どのような作家、講師として認識されたいのか。
これからは、そんな事も考えて、作る作品を決定してみて下さいね。
あなたの価値が上がるだけでなく、作る作品に統一感も出てくるようになりますよ。