コロナウィルス、緊急事態宣言の影響で、わたしみたいな教室、イベント出店などを中心に活動していたハンドメイドのひとは死活問題の大変な状況になったのですが、コロナの影響が少し落ち着いた今となってみると、コロナ前よりも良くなったと思うことがあります。
ということで、今回はコロナ前よりも良くなったことについて書いてみます。^^
■コロナ前、数ヶ月に一回の大きなイベントに出店するというのがハンドメイドをしていた多くの人の楽しみ方でした。お祭り、文化祭に挑む感じで楽しかったんですよね。^^
しかし、コロナの影響でそれまで大盛況だった大きなハンドメイドイベント、教室開催の機会がなくなりました。(コロナが始まって3年くらいになりますが、まだ大きなイベントはコロナ前のような状況には戻っていません)
で、その代わりとして感染拡大防止と遠出せずに楽しもうということで、地域のちいさなイベント、フリマが増えたのです。
コロナで遠出できないししょうがない・・・と地域のちいさなイベントを最初は少しバカにする気持ちもあったのですが、今は地域のちいさなイベントでもとても楽しいと感じますし、地域のちいさなイベントの方が一体感、親近感があっていいかも。と思っています。^^
■それで、重要なのはここからです。
地域のちいさなイベントでは、有名なひとでなくても、SNSでフォロワーがたくさんいなくても、すごい技術がなくても、すごい作品が作れなくても
自分の作る作品を見てもらう、体験してもらう、買ってもらう、楽しんでもらうことができます。
大きなイベントでは有名人気作家さんやSNSのフォロワーが多くないと、作品を見てもらうことだけでも大変です。ですが地域のちいさなベントではそんなものはほとんど関係ありません。
地域のちいさなイベントは、なにか楽しいことはないかと近所のひとが遊びに来る場所ですし、全体の出店数も少ないので来場したひとはすべてのお店を見てくれます。^^
■緊急事態宣言で大きなイベントの開催がなくなったとき、すごく大変な事になったと思いましたが、いまあらためて冷静に見てみると、コロナのおかげでハンドメイドを楽しむためのハードルが下がって良くなったと思っています。
コロナ前、ハンドメイドは異常な盛り上がりだったのですが、それがコロナで地に足がついた感じがですかね。
わたしは今の方がコロナ前の感じよりも好きです。^^
ハンドメイドを休んでいる、ハンドメイドに以前から興味があるなんて人は、ぜひ地域のちいさなイベントに入場者として足を運んでみるといいですよ。
コロナ前よりも、一体感、親近感を感じつつ、まったりとハンドメイド作品を体感できると思います。
作るってほんと楽しいですね。^^