生徒さんの作っている、イベント出品用の試作を見て
「もうひと手間で、クオリティーが10倍良くなりますよ。」と
いつものおせっかい。^^;
作業をしながら、「食品サンプル おせんべいマグネット」教室です。^^
生徒さんの試作が下の画像
マグネットなので裏側は見えないということで、裏側は未成型でした。^^
これでもダメではないのですが
あとひと手間で作品のクオリティーが10倍良くなります。
あとひと手間なら、作業を追加してもよいですよね?^^

あとひと手間を加えて
裏側もしっかりと成形
表も裏も、どちらから見てもリアルなおせんべいです。^^

色を塗ると、未成型の部分がとても目立ちます。
これはこれで、悪くはないんですけどね。^^

着色もやり方を少し変えてみてもらいました。
左が試作品 右がアドバイス後の作品
写真ではわかりづらいですが
右に比べて、左のおせんべいは、偽物感が出ています。^^

本物がひとつだけ。
どれでしょうか? ^^

マグネットなので、くっつきます。^^
「食品サンプルのおせんべいなんて、作るの簡単」と思う人もいると思いますが
「自信をもって販売できるクオリティー」で作るには
丁寧に作らないと、やっぱりできないんですよね。^^

【良い作品を作ってもらいたい】
「もうひと手間加えてみたら?」
「もうひと工夫してみたら?」
「こうするともっと良くなるよ」
「こんなアイデアもあるよ」
なんてことを、食品サンプル教室でいつも言っています。
(おせっかいだと思うんだけどね。^^;)
私は教室で
「生徒さんに作品を完成してもらおう」とは思っていません。
「生徒さんに良い作品を作ってもらおう」と思っています。
「良い作品を作ってもらう」とはどういうことか?
私の中で「良い作品を作ってもらう」ということは
生徒さんのレベルを今よりもひとつ上にあげて、作品を作ってもらうことです。
生徒さんが自分ひとりでは、一歩手前で止まってしまうところを
私がいろいろとヒントを与えて、一歩先に引っ張ってあげる。そんな作品制作です。
私と一緒に作ることで
いつもより良い作品が作れるようになって
「良い機会、良い出会いのきっかけが、増えればいいなぁ。」
そんなことを思って、今日も懲りずにおせっかいをしてみました。^^