【都市伝説】良い作品は勝手に広がっていく【幻想】

生徒さんの中には、わたしが食品サンプルを作るしか仕事をしていないと思っている人がいます。┐(。・ε・。)┌ャレャレ

なので、SNSなどで情報発信をしないと、毎日何してんですか?ひまですよね?

みたいなことを言われたりします。(そんなひととは口ききませんが(笑))

実際には、作るだけでなく、ブログ書いて、メルマガ書いて、YOUTUBE配信して、事務仕事して、その他いろいろとすることがあります。

その他いろいろが大変でつくることができない。というのがつらいくらいです。

作るだけでいいなら、ほんとうに楽です。簡単です。

食品サンプルアートに限りませんが、ハンドメイドなど、他にもいろいろな商品、作品を作る人たちが、作るだけでその制作活動がうまくいくのが良いです。

ですが、現実はそうではありません。

作品、商品を作ったあとに、作品、商品を知ってもらう必要があります。

みんなこだわりの作品なのは当然でしょうから、そのこだわりも伝える必要があります。

ホームページを作って、SNSに投稿して、チラシ作って、広告出して、その他にも作品とこだわりを伝ええるために、日々細かいことをいろいろとしていかなければ、知ってもらうことも伝えることもできないのです。

ものを作れる人たちにとっては、知ってもらう、こだわりを伝える、こちらの方が正直なところ、大変ですし難しかったりします。

良いものを作れば、勝手に広がる、勝手に伝わる。

それは間違っていませんが、作品の魅力だけで勝手に広がるほど圧倒的なものを作れる人は、世界でもほんの一握りの人です。

良いものは勝手に広がっていく。というのはうそではないですが、まったく手放しというのは幻想です。都市伝説です。^^

広がっていくための流れとか、仕組みを作る必要があります。

そして、知ってもらうこと、伝えることは、良い作品を作ると同じように、いやそれ以上に重要なことなのです。

これから食品サンプルアートをはじめたいと思っているひと

いまハンドメイドをやっているけどあんまりうまくいってないというひとは

作品を作ればそれで終わり。あとは勝手に売れていく。と思わずに

作って→伝える。までが、作家、講師のすることだと認識しておくと良いと思います。

そう認識しておけば、自分が学ぶべきことはどんなものなのか、どうすれば制作活動が順調に継続していけるのか、なんとなくわかるはずです。

作品を作ることだけで頭がいっぱいで

作ったけど売れない、ワークショップに人が集まらない、ハンドメイド難しい・・・・

とならないようにしてもらいたいですね。

作るのが得意なひとは伝えるのが苦手なひとが多いのですが(私も含め)

知ってもらう、作品のこだわりを伝えることを、作ることと同じように楽しんでやっていけるようにしたいですね。