自分の作家名、ショップ名を覚えもらうのは、なかなか大変です。
自分自身の経験で考えても
○○のキーホルダーを買った作家さん
この前、参加したワークショップの先生
というようには覚えていますが、作家名、ショップ名を覚えてはいなかったりします。
食品サンプル、ハンドメイド制作で、名前を覚えてもらえるというのは、自分がどんな作品を作っているのか、どんな活動をしているのか、しっかりと伝わっているということになります。
ということで、今回は「作家名とショップ名を覚えてもらう方法」です。^^
専門家・専門店になる
作家名、ショップ名を覚えてもらうには、専門家・専門店になるのがおすすめです。
ハンドメイド作家、ショップを運営しているひとの多くは、自分の作りたい作品、売れる作品、今話題の作品と多種多様な作品制作を行っています。
それはダメなことではないのですが、お客さん、教室の生徒さんからすると、なにをやっているひとなのか分かりづらいということになります。
専門家・専門店になることで、どんな作品作っているひとなのか、どんな制作活動をしているひとなのか、こだわりや思いが伝わりやすくなり、それが作家名、ショップ名を覚えてもらえるきっかけとなります。
こだわりを伝えられる
専門家・専門店になると自分の作品・ショップのこだわりを伝えやすくなります。
自由気ままに好きな作品をいろいろと作るのは楽しいですが、作る作品に統一感がなくなってしまったりします。
作品に統一感がないと、作家、ショップのこだわり、どんな想いで作品を作っているのかが伝わりずらくなります。
専門家・専門店になることで、多くを語らずにこだわりを伝えることができるようになります。
特化すると技術が向上する
専門家・専門店になると同じような作品しか作らないので「技術が向上しないのでは?」なんて思う人がいるかもしれませんが、実は逆です。
専門家・専門店になると、技術の幅は広がりにくくなるかもしれませんが、同じような作業を繰り返すことにより特定の範囲の技術が大きく向上します。
現在、ハンドメイドの作家さんのほとんどは上手です。
広く浅くの技術では他のひとと差別化できるような作品は作れません。
特定の狭い範囲の技術だけれども、圧倒的に高度な技術を習得することで、他のひととは差別化された特別な作品を作れるようになります。