売れる作品を作りたい。人気になる作品を作りたい。
食品サンプルアートに限らず、ハンドメイド作品を制作している人の多くはそんなふうに考えていると思います。
でも実際には、こだわって作った新しい作品もなかなか知ってもらえないですし、興味を持ってもらえません。
そこで今回は知ってもらえて、興味を持ってもらえて、売れる作品デザインの考え方をご紹介します。
食品サンプルアートだけでなく、いろいろなハンドメイド作品で使える考え方なのでぜひ参考にして下さいね!
興味を持ってもらう 気づいてもらう
売れる作品を作りたい!
自分のすごいセンスとすごい技術で、話題になって売れる作品を作りたいところですが、現実としてはそれはかなり難しいです。
作品を作っても、それを知ってもらえて、人気になるというのは、単純に良いものを作ればよいということでもないのです。
世の中には、良い作品、良い商品でも、人知れず消えていったものはたくさんあります。
自分の作品、技術、センス、その力だけで話題になり注目を集め売れるというのは、とても難しいのです。
そこで、自分の作品、技術、センスで何とかしようとせずに、すでに世の中で話題になっている、注目が集まっているもの、ことに、自分が乗っかるというアプローチで作品のデザイン、アイデアを考えるようにしてみます。
そうすることで、自分の作品を知ってもらう機会が増え、興味を持ってもらいやすくなります。
当然、作品を買ってもらえる可能性も大きくなります。
自分のこだわりを貫き通す作品制作も良いと思いますが、世の中のひとが興味にあわせて作品を制作していくという、そんなスタイルも人によろこんでもらうという観点ではとてもよい作品制作のスタイルだと思います。
具体例
世の中で話題になっている、注目が集まっているもの
話題の出来事、話題のものを見つけたら、それを作品デザインに取り入れるのです。
たとえば、鬼滅の刃が人気が出始めたときに、鬼滅の刃のキャラクターをイメージした作品を作ります。
実際にそんな作品制作をしていた人たちは結構いましたし、作ったひとたちはかなり売れたはずです。(著作権侵害は絶対にダメです!)
市松模様の服飾小物なんかはかなり売れたのではないでしょうか?
この鬼滅の刃の例は著作権的に微妙なのですが
世のかなには他にもいろいろと話題になっているものがあります。
人、イベント、できごと、意識して観察するといろいろなものが注目を集めていることに気づけます。
著作権侵害は絶対にダメ!
この方法で作品デザインを考える際に注意してほしいのはデザインの盗用や著作権侵害です。
キャラクターをそのまま使うとかは絶対にダメです。
著作権侵害にならなくても盗むような使い方もおすすめできません。
なので、話題になっていること、注目されていることを自分の作品デザインに取り入れる際には、取り入れ方にセンスが必要です。
先ほどの例では鬼滅の刃のキャラクターを使用するのは当然ダメですし、鬼滅の刃はキャラクターの羽織の柄も商標登録されましたのでキャラクターイメージの柄も使えません。
(たんじろうの市松模様は商標登録できなかったので、市松模様の使用はOKです)
とにかくスピードが大切!
なにか話題になっている出来事、注目されているものを見つけたら、話題が旬なうちにデザインを取り入れて作品を作らないと意味がありません。
話題になってから1年もしたら、どんなことでも注目度は下がります。
世の中の話題に乗っかる、注目に乗っかるという作品制作のポイントはとにかくスピードです。
話題になっている、注目されているものを見つけたら、すぐにデザインを考えて制作、販売することが大切です。
最初はなかなか作品デザインが考え付かないかもしれませんが、少し慣れると、結構いろいろ話題に乗っかる面白いデザイン、アイデアが思いつくようになると思います。
ぜひ普段から練習もかねて、世の中の話題、注目を探して、ゲーム感覚で作品アイデアを考えてみるといいですよ。
今話題のネタを作品デザインに取り入れることで、作品を知ってもらえ、興味を持ってもらえ、売れる作品ができます!