作品コンセプトの作り方

作品コンセプトを考える「食品サンプルぎょうざ、さんま、うなぎ、たらこ、カツ丼」
作品コンセプトを考える「食品サンプルぎょうざ、さんま、うなぎ、たらこ、カツ丼」

【作品コンセプトの作り方】

少し前の「影響力のある立場になる方法」というタイトルのメルマガで

・作品コンセプトを考える

・手を挙げる

・情報を発信する

と言う事を、書いたのですが、「そもそも、作品コンセプトが思いつかない」という人が多いみたいですので、以前に一度書いておりますが、再度、作品コンセプトの作り方と言う事で、作品コンセプトのアイデア発想法についてご紹介します。

アイデアの発想方法については、専門の書籍やツールなんかもありますので、本格的に勉強したい方はそういったものを、購入するなどして勉強して頂ければと思いますが、ここでは私もよく使う、とっても簡単で基本的な2つのアイデア発想方法を紹介します。

 

①異質なものを組み合わせる

あなたがフェイクスイーツを作っているのであれば、フェイクスイーツとはまったく関係ないものをフェイクスイーツと組み合わせてみます。

食品サンプルなら、食品サンプルとはまったく関係ないものを食品サンプルと組み合わせてみます。

例えば・・・・・

フェイクスイーツとガーデニング

フェイクスイーツと掃除

フェイクスイーツとダイエット

等々、フェイクスイーツからは、まったく連想されないようなものと組み合わせます。

 

で、ただ単純に組み合わせただけでは少し粗いので、たくさん出したアイデアをもとに、実現可能で多くの人に共感してもらえるコンセプトへと磨いていくわけです。

ちなみに、組み合わせるもののイメージは、元のイメージとは対極にあるほど、作品コンセプトのインパクトは強くなります。

例えば、フェイクスイーツ(イメージ かわいい)の場合なら

「仁義なき極道フェイクスイーツ」とかね。(笑)

これが多くの人に共感されるかはともかくとして、フェイクスイーツのイメージの対極にあるようなイメージを組み合わせる事で
どんなもの作るんだ!? って、ツッコミたくなるほど、コンセプトのインパクトとしては強くなります。^^

 

②○○専用

これもとても簡単です。

単純に○○専用にしてしまえばいいだけです。

たとえば、スイーツデコなら

ペット専用とか 子供専用とか 最近ツイていない人専用とか、ジョギングが趣味の人専用とか 甘ったるいデコは好きじゃない人専用とか。

100個くらいならすぐに思いつきますよね。

 

で、これも元のアイデアの状態では粗いので、実現可能で多くの人に共感されるアイデアへと磨いていくわけです。

ちなみに、①の「異質なものと組み合わせる」と併せても効果的です。

たとえば・・・・・

「敵対組織との抗争にちょっと疲れている極道のためのスイーツデコ」とかね。
(またそれかっ ^^; )

この○○専用にすると、コンセプトが刺さる人の数は減りますが、その分対象となる人には強力に刺さるようになります。

 

以上、作品コンセプトの作り方でした。

難しい事を考えなくても、この2つの方法を使うだけで、2つ3つのアイデアなら、すぐに思いつくのではないでしょうか。^^

新しいモノを作ろうと考えている人は多いと思いますが、そのほとんどの人が行っているのは、今ある誰かが作った作品コンセプトの枠の中で、技術とかデザインで違いを出そうとしています。

ですが、既存の枠の中で技術とかデザインで違いを出そうとするのは、実は簡単ではありません。

特にフェイクスイーツとかスイーツデコとか、スイーツ系作品は飽和、マンネリした状況にありますからね。

もしあなたが新しいモノを作り出したいのであれば、小手先の技術やデザインで違いを出そうとせずに作品の在り方、コンセプトの段階で大きく違いを出すようにしてみて下さいね。

 

それでは、また次回。^^